こんにちは。

ご機嫌いかがでしょうか。

“No human labor is no human error” が大好きな吉井 亮です。

クラスメソッドは2020年4月にマイグレーションサービスを刷新し企業のクラウド移行をさらに支援していきます。

クラウド移行を成功させるための一つの要因として CCoE (Cloud Center of Excellence)組織を自社内に構築することが重要だと考えています。

この支援をサービスに盛り込んでおります。

CCoE 支援のなかで、顧客要員の AWS スキルのキャッチアップをお手伝いしたいと考えています。

その教材として「S3 基礎」を用意しようと思っています。資料を公開します。

S3基礎

S3 (Simple Storage Service) はオブジェクトストレージサービスです。

オブジェクトストレージは、データをファイル / ディレクトリ / ブロックではなくオブジェクトとして扱います。

従来のファイルストレージのような階層構造ではなく、データとメタデータによって管理を行います。

S3の概念

S3 を理解するために必要な概念は以下の通りです。

  • バケット
  • オブジェクト
  • キー
  • リージョン
  • Amazon S3 のデータ整合性モデル

バケット

バケットはオブジェクトを格納する”容器”だと考えてください。

S3 の全てのオブジェクトはバケットに格納 (保管) されます。

バケットを作成する際には以下の規則があります。

  • バケット名は全世界で一意にする必要があります
  • バケット名は、DNS 命名規則に沿って命名する必要があります。
  • バケット名は、3~63 文字以内にする必要があります。
  • 大文字またはアンダースコアをバケット名に含めることはできません。
  • バケット名の先頭は小文字の英数字にする必要があります。
  • バケット名は、1 つのラベルまたは一連の複数のラベルとして指定します。隣り合うラベルは単一のピリオドで区切ります。
  • バケット名には、小文字の英文字、数字、およびハイフン (-) を含めることができます。
  • 各ラベルの先頭および末尾は、小文字の英文字または数字にする必要があります。
  • バケット名は IP アドレスの形式 (192.168.5.4 など) にはできません。
  • 仮想ホスティング形式のバケットを Secure Sockets Layer (SSL) で使用する場合、SSL ワイルドカード証明書はピリオドを含まないバケットにのみ一致します。この問題を回避するには、HTTP を使用するか、または独自の証明書検証ロジックを記述します。
  • 仮想ホスティング形式のバケットを使用するときは、バケット名にピリオド (「.」) を使用しないことをお勧めします。

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[AWS Workshop] これから学ぶS3基礎
4.20 GEEK