AWS、HashiCorp、Terrastackの3社は共同で、Cloud Developmemt Kit (CDK) for Terraform、別名cdktfのプレビュー版をリリースした。インフラストラクチャ・アズ・コードの管理に、PythonやTypeScriptといったプログラミング言語を使用することができる。cdktfでJSONのTerraformコンフィギュレーションを生成して、"terraform apply"コマンドでリソースをデプロイすることが可能になる。さらに、Terraformレジストリにある既存のモジュールやプロバイダもサポートしており、AWSやAzure、Google Cloudにリソースをデプロイすることも可能だ。

CDKは、TypeScript、Java、Pythonなどのプログラミング言語を使って、PulumiTerrastackといったツールと同じようなインフラストラクチャの定義とプロビジョンを行う、オープンソースのフレームワークである。今回リリースされた初期バージョンは、TypeScriptとPythonのみをサポートするが、Java、JavaScript、C#といった他の言語も今後追加される予定である。AWS CDKが、インフラストラクチャをデプロイするためのCloudFormationコンフィギュレーションを生成するのに対して、CDK for Terraform (cdktf) が生成するのは、HashiCorp Configuration Language (HCL) で記述された従来のテンプレートではなく、JSONのTerraformコンフィギュレーションである。これにより、"terraform plan"や"terraform apply"といったコマンドを、cdktfのJSONコンフィギュレーション出力を使って引き続き使用することが可能になる

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Cloud Development KitでTypeScriptやPythonをたTerraformコンフィギュレーション生成が可能に
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